現在の仕事で苦しい思いをしているなら、そのまま克服するよう頑張るのもいいですが、思い切って転職し、自分に合った仕事を探すのも良い対処法です。仕事の上での辛さがなくなると、インポスター症候群を克服できることがあります。

インポスター症候群の人に向いているのは、フリーランスの仕事です。フリーランスと言っても多種多様な職種が存在します。ITエンジニアやwebデザイナー、動画編集などのIT系だけでなく、ライターや翻訳、カメラマンなどフリーランスで働ける職種はさまざまです。クライアントがフリーランスに継続して仕事を依頼するのは、その人の仕事が気に入っているから。自分の仕事にクライアントが納得していなければ、いつでも切れるのです。ですから、2回3回…と仕事を依頼してもらえたら、それはあなたにとって確実に自信となります。自分の仕事に自信を持つことこそ、インポスター症候群の有効な対処法と言えます。

完璧主義な傾向があるインポスター症候群の人には薬剤師もおすすめです。ミスがないように正確に仕事することが求められ、しかも、人からの評価を気にする必要がないのでインポスター症候群の人に向いています。

パティシエやハンドメイド販売、ジュエリーデザイナーなどもインポスター症候群の人にはおすすめです。あなたの作品、商品を気に入った人が購入するのであって、気に入らなければ購入しません。ですから、必要以上に自分を卑下する必要がありません。